空気と布でつくる膨らむ造形工房-クエストアンドトライ

エア式ディスプレイの屋外における耐用年数について

「エアロバナー・バルーンネオン・エアロオンザウォール」については、
同じ布地を使用している『エアロオンザルーフ(屋根上ディスプレイ)』
及び、『エア遊具(フワフワ)
の事例を参考として下さい。

エアロオンザルーフ:キャラクター「和牛」

設置場所 岐阜県岐南町

設置日 1999年10月

 

所見

*汚れの多くは雨だれの跡
(空気中の埃等を含んだ水滴が乾いて布地に付着)で拭き取り清掃はある程度可能。

*日光(特に紫外線)による布地の劣化
(布地のコーティング層が時間経過に比例して剥げ落ちていく)により、長期間になるほど汚れがつきやすくなる。

*濃い色ほど日光による退色は顕著

 

台風時は電源を切り、現場に設置した状態で、しぼませている。その為、壁面等に擦れ・汚れが付着。

 

 

←設置当初


2001年10月撮影                          2004年6月撮影

エアロオンザルーフ:キャラクター「カモノハシ」

 

←設置当初


設置場所
名古屋市千種区
名古屋造形デザイン専門学校

設置日 1999年6月

 

所見
屋根のある場所に設置してあるため、
あまり布の劣化が見られない。
先方で毎年1回汚れをふき取り清掃。
道路から10m程度離れた屋外に設置。

 

 

←2004年6月撮影

エア遊具:キャラクター「パンダ」

←設置当初

 

設置場所
和歌山県白浜アドベンチャーワールド

設置日 1999年9月

 

所見
常時屋外で稼動。日光が当たる部分の色あせが顕著。子供達が遊ぶ部分での布の傷みはある。
2004年に補修後、再度利用。

 

←2004年6月撮影

ドンキホーテ新座野火止店 キャラクター「ドンペン君」エア造形交換事例

海外品を当社の製作品に交換

 

材質
防炎ターポリン
(海外品はナイロン布地)
ナイロン布地は屋外の耐久性が約5ヶ月
(紫外線などによる繊維の劣化が激しいため)

固定台座が前回の仕様のままであったため、設置後の破れ等で2回補修。
(ナイロン布地は引き裂き強度が強いため、布地から直接引っ張ることが可能であるが、ターポリンは伸びがなく、布地から引っ張ると布地が負けて破れるため。)補強を布地から取らないように修正して完成。その後、固定台座が風圧により破損したため、台座も当社で新規設置。

 

 

台座破損

 


照明テスト                        内部