空気と布でつくる膨らむ造形工房-クエストアンドトライ

エアロ・オン・ザ・ルーフ:「たぬき」(視認性UPの実証)

〈仕様〉

サイズ  W2000  D2000  H3500

電気容量 
(送風機)100V 280W×1台
(照明)   100V 22W×25個

布地材質  防炎ターポリン

設置場所  プレハブ建築(スケルトン物件):切妻屋根

設置架台  軽量鉄骨溶接組

設営時間  約4時間(12:00~16:00)

製作納期  約一ヶ月

強風時の対応
強風警報発令時に店舗スタッフが送風機の電源OFF、
本体をしぼめて、風がやんだら電源ON、本体を膨らませている


 

 

2010年2月8日設置

場所:三重県四日市市生桑町267-10
         道とん堀 四日市生桑店

http://www.dohtonbori.co.jp/index.php?action_front_shopdetail=true&shop_no=303

切妻屋根の上に設置しました。屋根に重量をかけられない建物でも、エア造形なら本体と架台の重量を軽くすることができ、建物の屋根に負荷をあまりかけないので、こうした立体造形を設置できます。店舗オープンと同時に設置して4年間ずっと屋根の上に常設されました。4年経過後、新規製作して再設置しました。お店のシンボルです。

Googleマップ・ビューでご覧いただけます。

設置前

 

 

 

 

 

設置後(昼間)

 

 

 

 

 

設置後(夜間)


それぞれの位置から見た風景

 

 

①北側の眼鏡ショップ

②大型ブックストア

③南側のコンビニ駐車場

居抜き店舗(以前は焼肉チェーン店)に、お好み焼きFC店が新規出店した際に屋根上に設置された事例です。

店舗がある通りはロードサイド形態の飲食店がかなり多い激戦区で、屋外サインがとても多いです。この店の左右にも大きな看板が立っていて、店舗が見え難い状態でした。そんな中で、今回設置したエアロオンザルーフは周囲から目立っています。

平屋の屋根に高さのある造形を乗せると、当然視認性が高まります。この店舗の屋根の下地はコンパネ(板)でした。重量物はとても設置できない構造です。しかし、エア造形は自重が軽いので、このように大きなものでも設置できます。

強風が予想される場合(台風警報発令)は店舗スタッフで本体をしぼめていただきます。
(送風機の電源OFF)通常の場合はそのままの状態で、ある程度の風圧に耐えられる仕様で製作しております。

①北側の眼鏡ショップより見た風景

②向かい側の車屋を越えて 大型ブックストア入口より見た風景

正面の本屋から、とてもよくキャラクターが見えます。今までお店は屋根の先端だけしか見えず、目立ちませんでした。今回設置して、お店の存在感がとてもアップしています。

③南側のコンビニ駐車場より見た風景