エア着ぐるみ製作事例:「こまちちゃん」
※『エア着ぐるみ』とは、
空気で膨らむ造形に人間が入り、動いたり歩いたりできるコスチュームです。

2018年3月納品 秋田県湯沢市キャラクター「こまちちゃん」

既存の着ぐるみが有り、地元のイベントに活用されていました。二体目の製作にあたり、通常の着ぐるみではなくエア着ぐるみを製作することになりました。エア着ぐるみは折りたたんでコンパクトに収納できるので、おもに遠方への観光キャンペーン等のイベント参加に活用されているようです。
元イラスト 既存の着ぐるみ

立体イメージ作成 クレイモデル作成

エア着ぐるみパーツ一式

〈仕様〉
素材 表面:起毛布地 裏面:コーティング布地
アイテム 本体・バッテリー(予備含め2個)・送風機
・充電機・バッテリー搭載用リュック・収納ケース
重量 本体 3 kg 程度・バッテリー 2.7 kg
収納ケース スーツケース(1)旅客機搭載可
電源 DCバッテリー(国内市販品) 1個連続
使用時間 約 4 時間以内(バッテリー1個)
※継ぎ足し充電でバッテリーを交互に使用すると
終日連続で使用できます。

たすき装着(取り外し可能)

着ぐるみにタスキを付けるのは簡単そうで難しいです。タスキはPR目的でつけるので、幅広で文字が入ります。着ぐるみを着用した状態で文字を常に表示するには、着ぐるみにピッタリと密着させる必要があります。そのため、着ぐるみの現物に合わせてタスキを製作して形状を調節する必要があります。
たすきのつなぎ目

大きな眼なら外を見る窓になります
外を見る窓:目・ほっぺ
(エア着ぐるみ内部からの見え方)