エア着ぐるみ製作事例:「彩之助」「鼓々音」
※『エア着ぐるみ』とは、
空気で膨らむ造形に人間が入り、動いたり歩いたりできるコスチュームです。

2017年8月納品 和太鼓グループ彩キャラクター「彩之助」「鼓々音」
太鼓のパフォーマンスグループから、キャラクターの着ぐるみを製作依頼されました。
着ぐるみを着た状態で太鼓のバチを持ち、ステージの上でパフォーマンスできるようにとの要望でした。各地への出張公演があるので、コンパクトに折りたたんで収納運搬できるエア着ぐるみでの製作を決定されたようです。
エア着ぐるみは基本的に頭と体と手足が一体型であり、頭身比率の違いで頭の部分に内部の人間の肩が入ります。(キャラクターは三頭身で人間は六頭身程度)そのため、エア着ぐるみの首周りはどうしても太くなります。平面イラストのようなデザインにはなりませんが、事前に立体イメージを作成してクライアントに確認していただくことで、ご納得いただき製作納品いたします。

元イラスト 立体イメージ作成

クレイモデル作成

エア入れチェック
〈仕様〉
素材 表面:起毛布地 裏面:コーティング布地
アイテム 本体・バッテリー(予備含め2個)・送風機・充電機
バッテリー搭載用リュック・収納ケース
重量 本体 3 kg 程度・バッテリー 2.7 kg
電源 DCバッテリー(国内市販品) 1個
連続使用時間 約 4 時間以内(バッテリー1個)
※継ぎ足し充電でバッテリーを交互に使用すると終日連続で使用できます。

頭部の太鼓を表現するのに色々工夫しました。
(普通に作ると丸く膨らみます)
平らになっていますが板などは入っておらず、
折りたたむことができます。
舞台で使えるエア着ぐるみ
