エア着ぐるみ製作事例:「リードン」
※『エア着ぐるみ』とは、
空気で膨らむ造形に人間が入り、動いたり歩いたりできるコスチュームです。

2015年8月納品 警視庁交通部高齢者交通指導員キャラクター「リードン」

元イラスト 立体イメージ作成 イメージ修正
最初はキャラクターのイメージを重視したいとのことで二頭身でイメージ作成しました。
しかし、横断歩道で交通安全指導をするので旗を持って振りたいとのことで、
再度、手が入るデザイン比率でイメージ作成しました。

クレイモデル作成

エア入れチェック
体の白いライン:反射材(実物)縫製

エア着ぐるみパーツ一式
〈仕様〉
素材 表面:起毛布地
裏面:コーティング布地
アイテム 本体・バッテリー(予備含め2個)
送風機・充電機
バッテリー搭載用リュック・収納ケース
重量 本体 3 kg 程度・バッテリー 2.7 kg
電源 DCバッテリー(国内市販品)
連続使用時間 約 4 時間以内(バッテリー1個)
※継ぎ足し充電でバッテリーを交互に使用すると終日連続で使用できます。
身長150cmの女性(高齢者)が入るとのことで、通常のサイズより小さく作成しました。昔ながらの着ぐるみに高齢者の方が入ると、着ぐるみの重量と暑さと悪臭で体調不良になるかも知れませんが、エア着ぐるみなら着用時の重量が 5 kg 程度と軽量で、内部空間も広く、中に入る人の負担を軽減します。エア着ぐるみなら高齢者・女性が入っても無理なく着用できます。

旗が振れるか棒を持ってテスト 腕章(実物)着用

ファスナー(甲羅から物を出し入れできるように) 内部からの窓(目の部分)